今回ご相談いただいた土地は、鹿屋市内にある140坪超のゆとりある敷地です。これだけ広さがあれば大きな平屋や複数台の駐車場、広い庭などを検討される方には魅力的ですが、総額の価格が高めになってしまう点が課題でした。一般的な住宅用地を求めている方にとっては、やや心理的ハードルが高くなる傾向にある物件です。
売主様のご意向を尊重し、まずは周辺の市場査定価格よりも1割ほど上乗せした強気の設定で販売活動をスタートしました。 インターネットや看板などで広く告知を行ったところ、その敷地の広さとポテンシャルの高さから、ありがたいことに複数のお問い合わせをいただきました。しかし、やはり「広さと価格」のバランスがネックとなり、具体的な契約には至らない状況が続きました。 活動開始から半年が経過したタイミングで、売主様と改めてご相談のうえ、価格を市場相場に見合った適正価格へと見直して再スタートを切ることになりました。
価格を改定して間もなく、近隣にお住まいの方から「自宅の建て替え用地として、この土地を譲ってほしい」との明確な購入意思をいただきました。 その後、条件面での価格交渉も入りましたが、当社の仲介により、売主様・買主様の双方が無理なく折り合える着地点を見出し、無事にご契約となりました。
しかし引き渡し後にトラブルが起こりました。境界付近の調査を進める中で、お隣の水道管が今回売却した土地の一部を通過(越境)していることが判明したのです。一歩間違えれば大きなトラブルになりかねない事態でしたが、当社が間に入り、お隣の居住者様も含めて誠実に話し合いを重ねました。結果、全員が納得する形で円満に問題を解決することができました。
お取引の最後には、売主様・買主様の両方から「当事者同士の話し合いだけでは、絶対にここまでスムーズにいかなかった。やはりプロにお願いして本当に良かった」と、大変ありがたいお褒めの言葉をいただきました。