2019年12月13日
賃貸が得か売買が得か?
よくある質問であり、何度もブログでも取り上げられている話題です。
ある意味永遠のテーマかと思います。
私の場合は、数値を基にして検討する場合が多いです。
数値データとしては、アンケートが生きた数値ですので、下記をご参考ください。
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_data/hikaku_180510/
購入の方が良い印象がありますね。
私の業者としての経験からすれば、数値としては購入が得と言えます。根拠としては、購入する大半が子供をお持ちの家族世帯であること、住宅ローンを組む(金利が安い、早めの完済が可能)、ということです。
賃貸だと気兼ねが要りますし、心理的にも賃貸費用を払って自分のものにならない、など心理的な要因が多いです。支払える範囲で有れば購入したい、それなら早いうちに住宅ローンを払った方が賃貸で払うよりも効果的です。
住宅購入は条件が整えば、買われる方が本音では多いです。
しかしながら、実際には住宅購入の際の年収だったり年齢、ほかに物入りの為住宅ローンを支払う余裕がない、などの制約があり、購入できないケースです。
確かに最近の傾向は住宅を買っても住宅ローンを払わないといけないし、ゆくゆくはメンテナンスの費用も掛かるなどのデメリットがでてきます。 ですが、既述の通り、心理的な安心感の方が物理的な安心感よりも住宅購入をする上では重要です。払える範囲で有れば購入を意識するのが現状のようです。
アンケート調査でも購入後にまた賃貸に移りたいという方は非常に少ないですし、また賃貸から購入したい方も6割を超えています。
ただ、今後で購入した住宅に一生住むかといえばそれはないでしょう。
所有者が高齢に伴い、施設に移られたり、お子様のもとに引き取られるケースも増えてきています。どこかのタイミングで売却ということになります。
今後は所有し、ゆくゆくは売却という流れが身近になると思います。
またこの賃貸かそれとも購入かは、前提次第で変わります。転勤族の方であれば、おそらく賃貸が得でしょうし、一人暮らしで気ままに行きたい方も同様です。
事実、私の知っている方には、悠々自適で世界中を飛び回っている為、持っていても意味がないかたもいらっしゃいます。
住宅を購入することにどうしても意味を見出せない方もあえて自分は賃貸生活を送り、不動産投資で収入を得ている方もいらっしゃいます。
自分の今のライフステージにあった生き方次第で、賃貸にも購入でも得もあるし、損もあるということです。
これは私の持論ですが、
そもそも購入される方は住宅を購入することが目的ではありません。住宅を購入することで何を得ることができるのか が大事なのです。これは人によって異なります。
その目的が賃貸でも達成できのであればそれは問題ないでいです。購入することで何かを得て満足できるからこそ購入するわけです。
最後は禅問答のようになってしまいましたが、参考になれば幸いです。
お読みいただいてありがとうございました。